大学生に人気の英語資格

英語が使えるようになりたい!

大学時代に英語を勉強したいと思っている学生は多いはずです。

けど、せっかくならば勉強するだけではなく、資格や公的なテストの結果として目に見える「成果」がほしいですよね。

そこで大学生がよく受ける英語の資格や試験をまとめてみました。

  • 1.英語の王道 TOEIC(トーエイク)
  • 2.評価が高まりつつある英語試験 TOEFL(トーフル)
  • 3.国際的な評価が高い IELTS(アイエルツ)
  • 4.英語資格といえば英検
  • 5.団体向けビジネス英語試験 BULATS(ブラッツ)

これらを紹介したいと思います。

それぞれの資格の特長

壁に寄りかかったハテナ

各資格の特長を見ていきましょう!

1 英語の王道 TOEIC(トーエイク)

https://www.toeic.or.jp/

主催団体はアメリカのETSという団体ですが、もともとは日本の申請によって設立された試験です。世界各国で行われています。受験者が一番多いのが日本人で約3割を占めます。
国際的なコミュニケーション能力を測るための試験で、ビジネス会話に関する問題も含まれる。特に日本の企業が重視していることが多い試験です。
評価方法: 相対評価・スコア
開催頻度: 年9回
試験形式: ペーパー・RL
受験料 : 5565円(生協などでは安くなることあり)
主催団体: ETS

2 評価が高まりつつある英語試験 TOEFL(トーフル)

https://www.ets.org/jp/toefl
英語圏の高等教育を受けるのに必要な英語能力を図る試験。非英語圏の人しか受験できません。内容は大学生活に即したアカデミックなものが多いです。
英語圏の一部の大学ではTOEFLで一定以上の点数を取ることが留学や卒業などの条件になっています。
受験申し込みから試験まで、すべてパソコンで行います。現在は、PC以外からも電話・郵送・テストセンターへの直接申し込みなどで申し込みができます。
評価方法: 相対評価のスコア換算
開催頻度: 月2回程度(地域による)
試験形式: パソコン・RLWS
受験料 : 200USドル
主催団体: ETS

3 国際的な評価が高い IELTS(アイエルツ)

https://www.eiken.or.jp/ielts/
比較的新しい試験です。イギリス英語やアメリカ英語を考慮してあり、国際的な評価は非常に高いといわれます。成績評価がReading,Listeningなど各分野ごとに表示されます。
一部の英語圏では移住の必須要件とされています。
評価方法: 分野ごとに熟練度表示
開催頻度: 会場によるが月1回程度
試験形式: 筆記・RLWS
受験料 : 24,675円
主催団体: (日本では)日本英語検定協会

4 英語資格といえば英検

https://www.eiken.or.jp/eiken.html
最も多くの日本人が受験している英語検定。合否判定があり、公的資格として認定されます。2級は高校卒業程度、準1級は大学中級程度の難易度といわれます。
国内の資格ではありますが、留学など海外にも通用します。申し込みはインターネット経由や、英検のポスターが張ってある書店に申し込み用紙を取りに行くなど。
評価方法: 絶対評価、合否判定あり
開催頻度: 年3回程度
試験形式: 筆記・RLWS
受験料 : 級による
主催団体: 日本英語検定協会

5 団体向けビジネス英語試験 BULATS(ブラッツ)

https://www.eiken.or.jp/bulats/index.html
ビジネス英語能力テストで、オフィスでの一場面や顧客への対応などといったビジネスシーンでの英語力が試されます。ペーパー版とオンライン版とがあります。申し込みは原則として団体のみなので、個人での申し込みはできません。

英語を勉強して、将来の選択肢を増やそう

いかがだったでしょうか。ここにあげた以外にも日本で最も難しい英語検定と言われる「通訳技能検定」などもあります。

英語関係の資格は、(会社の種類や部署にもよりますが)就職活動にも有利に働いたり、会社に入った後も出世のときの目安に使われたりするそうです。

また大学院に進学するときにも、TOEICの得点によっては英語の試験が免除されたりする大学もあるそう。

今後もグローバル化が進んでいくことは間違いないでしょうから、大学時代にしっかりと英語力を身につけたいですね!