【なぜ】留学の自慢がうざい?自慢のつもりじゃないのに何故うざがられるのか

今まで生きてきた世界が180度変わる、留学。

すでに留学に行った人は、その素晴らしい思い出がいつまでも色褪せることなく心に残っているでしょう。

そしてこれから留学へ行く人は、まだ見ぬ異国の地での生活に期待を膨らませているかもしれません。

しかし、そんな素敵なことでいっぱいの留学とは裏腹に、どうやら「留学へ行った人」というのは高確率でうざがられるらしいのです。

一体、なぜそんなことが起こるのでしょうか?

ということで今回は、

◯なぜ留学へ行った人がうざがられるのか

◯うざがられないための対策と心構え

この2つについてお話ししていきたいと思います。

これから留学へ行く人は要チェックです!

留学へ行った人はどんなことでうざがられているのか?

では、実際に留学へ行った人はどんな理由でうざがられているのでしょうか。

よく言われている理由を3つ紹介します。

1 海外上げがうっとおしい

2 留学の話が多すぎる

3 海外かぶれになってイタい

1 海外上げがうっとおしい

留学は、本当に毎日新鮮で刺激的なことに溢れ、とにかく楽しいことでいっぱいです。

その高揚感がおさまらず、海外での楽しい思い出がそのまま「海外は最高だ!」という思考につながっていきます。

そのため、数ヶ月〜1年程度海外へ行っただけで海外崇拝をするようになり、

「海外は広くて自然がいっぱいで最高だった!」

「海外の海は最高に綺麗だったよ」

「海外は自由でみんなフレンドリーでいいよね」

「海外の男性はどの人もめっちゃイケメンなんだよね」

というような、「海外最高!」という趣旨の発言を繰り返してしまうようになります。

このような「海外上げ」はやりすぎると以下のような理由から「うっとおしい」と思われてうざがられてしまいます。

パターン1 自分を上げている

「海外最高!」という発言を繰り返すと、

「海外で最高の体験をできた自分は幸せ」

「海外という最高の環境で生活したので人としてレベルが上がった」

「海外という未知の環境で生活できた自分はすごい」

そういう「自分はすごいんだぞ!」というアピールをしていると受け取られることがあります。

これは正直周りの人の感じ方次第ではありますが、SNS投稿のような「アピールの場」でそういった言動が多いと、自分を上げていると受け取られることが増えます。

自分上げのアピールは、周りの人にとっては「だから何?」以外の何ものでもないアピールなので、うっとおしいと思われてうざがられてしまいます。

パターン2 周りの人達を下げている

パターン1の自分上げがいきすぎると、

「海外へ行けてない周りの人たちはかわいそう」

「留学へ行った自分はすごい(相対的に周りの人はダメ)」

というように周りの留学へ行っていない人たちを下げているように受け取られてしまいます。

はっきりとは言わなくても、自分上げの「海外最高!」アピールが多すぎると、深読みして「バカにしてる?」と思われてしまうことが増えます。

中には悪気なく、「海外は最高だから、あなたも留学した方がいいよ?」という上から目線な発言をしてしまう人もいます。

そういう風に周りを見下していると思われると、周りの人はイラッとして、うざいなと感じてしまいます。

パターン3 日本まで下げ始める

さらに海外崇拝が極まると、

「日本は息苦しい国」

「日本人は周りのことばかり気にしてる」

というように、日本という国や、日本人全体を下げ始めてしまいます。

ここまでくるとかなり重症です。

ちょっと海外にいただけで、今まで日本で暮らしていた日本人だということも忘れて一丁前に日本を非難するような発言は、何様のつもり?と思われてうざがられてしまいます。

2 留学の話が多すぎる

留学は本当にたくさんの思い出ができるため、話始めると、出発の日から飛行機に乗った話、着いた空港の話、観光した場所の話、出会った人達の話など、キリがないほどたくさんおしゃべりができてしまいます。

最初はちょっとした興味で「留学どうだった?」と聞いてくれた友達も、あまりにも長い留学の話にうんざりしてしまいます。

一度で済めば良いのですが、その後も幾度となく、

「留学したときは〜」

「海外では〜」

「外国の人は〜」

というように会話に出てきたら、聞いている側は

留学の話はもういいよ!」と言ってしまいたくもなります。

3 海外かぶれになってイタい

留学で経験した海外にすっかり心酔してしまって、海外が大好きになり「海外かぶれ」になってしまう人もいます。

ちょっとしたことを英語で言ってみたり

洋楽を聴いていることをアピールしたり

インスタに英語で投稿したり

ファッションが海外チックになったり……

本人は気づけないのですが、その様子はかなり痛々しく、うざがられてしまうのです。

うざがられないためには

では、うざがられないためにはどうしたら良いのでしょうか。

留学後にうざがられないための対策を3つ紹介します。

1 SNS投稿を控える

2 よく考えてから発言する

3 家族など、本当に親しい人にだけ詳しく話す

1 SNS投稿を控える

SNS投稿は、うざがられる諸悪の根源と言っても過言ではありません。

これを控えることさえできれば、周りの人からうざがられる確率は格段に低くなります。

  • Twitterのつぶやきは最低限
  • Facebookの投稿は最低限
  • 留学中のInstagramストーリーは最低限
  • Instagram投稿はアーカイブ投稿を利用する

これらのことを心がけてみましょう。

SNSというものは、周りの人は見たくなくても半強制的にあなたの投稿を見せられてしまっています。

SNSはその性質上、SNSに投稿するという行為自体が自分のことをアピールしている行為になります。

本当に自己満足の投稿で、何かを自慢したりアピールしたりするつもりがないなら、そもそも投稿しなくて良いのです。

少しでも「自慢したい」「自分をアピールしたい」という気持ちがあるからSNS投稿をするわけです。

ですから、いくら

「自己満足で投稿しているだけ」

「別に誰かにアピールしてるわけじゃない」

と自分では思っていても、周りの人はうざいなぁと感じてしまうのです。

そういったSNSの呪縛から逃れるなら、いっそのことSNSから遠ざかってしまう方が精神的にも気楽です。

真に「自慢したい」「アピールしたい」わけじゃないのなら、無駄なSNS投稿はやめておきましょう。

2 よく考えてから発言する

話し始めると気持ち良くなって、思ったことを深く考えずにつらつらと喋ってしまうことは誰にでもよくあることです。

しかし、言葉というのは意外に重いもので、言った側は大して覚えていなくても、言われた側ははっきりと言われた言葉を覚えています

そこで偉そうな発言やイタい発言をしてしまうと、その悪いイメージは言われた側に強く残ってしまいます。

そのことを踏まえて、

「これは本当に言って良いことなのか」

「周りの人を不快にさせる発言ではないか」

「留学の話があまりにも多すぎないか」

「周りが退屈そうな反応をしてないか」

「上から目線な発言になってないか」

「何かを下げるような発言をしてないか」

などをよく考えながら発言するようにしましょう。

3 家族など、本当に親しい人にだけ詳しく話す

留学へ行った楽しい思い出は、うざがられないために誰にも話さない、というのも、それはそれで良くないものです。

ですから、誰にでも話すのではなく、自分の話をじっくり聞いてくれて、それを自慢だと受け取らないような、そんな本当に親しく信用できる人にだけ留学の話を詳しく話しましょう。

友達から軽く「留学どうだった〜?」と聞かれた時も、あまり詳しくは話しすぎずに、友達の反応を確認しながら、その場を温める程度に留めておきましょう。

うざがられてもいいという人は、そのまま突き進め!

ここまで留学へ行った人がうざがられる理由とうざがられないための対策についてお話ししてきましたが、

「そんなに周りの人の反応なんか気にして生きたくない!」

「いろんな人にいっぱい留学のことについて語りたい!」

「SNS投稿は好きにやりたい!」

「そもそも自慢するために留学へ行くんだ!」

そんな風にうざがられてもいい、またはうざがられるかどうかは気にしないという人も中にはいるでしょう。

私は、それならそれで自分の思いのままに振る舞えばOKだと思います。

一時は周りからうざいと思われてしまうかもしれませんが、だからといってそれが原因で友達がいなくなるという訳でもありません。

そして留学へ行った人自身も、いつまでも留学直後のうざい状態が続く訳ではないですから、時が経てばまた元通りに戻ります。

うざいと思われても一時的なことです。それなら好きなようにするのが一番ですよね。

ただし、ここで、

「自慢なんてしてないけど」

「自慢だと思う方が妬んでいる」

という態度だとまた人間関係はこじれてしまいます。

うざがられるのも気にしないとしても、「自分は自慢に思われるようなアピールをしている」と、客観的に自分を見つめることは大切です。

まとめ

いかがでしたか?

こうやって留学へ行った人がうざがられている、という話を聞くと、自分は好きなようにしていたいのに、なんだか人間関係って面倒くさいな、と感じちゃいますよね。

ですが人間関係は「お互い様」の関係です。

相手が自分をうざいと感じることもあるし、自分が相手をうざいと感じることだってあります。

いずれにしても、お互いに心地よい人間関係を築いていけるように、

お互いが相手のことを考えてコミュニケーションを取っていけると良いですね。